甲斐 昌一
岡部 弘高
日高 芳樹
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図1)ヒトの手とアズキの根から放射される生物フォトンの写真 |
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【 研究概要 】
生物は、酸素を用いることで効率のよいエネルギー代謝を行っているが、危険な活性酸素が付随して発生することになった。そこで抗酸化酵素やビタミンなどの 抗酸化物質で酸化還元(レドックス)状態を制御し、生体の恒常性を維持している。人では癌、生活習慣病等の疾患や各種ストレスに曝されたときにはこのレ ドックス制御に異常が起こっていることが分かってきた。我々はこのレドックス変動の測定に生物フォトンと呼ばれる極微弱生化学発光が利用できると考えている。生物フォトンは活性酸素が酸化反応を起こす際に放射され、超高感度測定器で検出することが出来る。現在、ストレスや疾患と生物フォトンの関係を明らか にすべく研究を行っている。
【 関連キーワード 】
活性酸素
| ストレス
| バイオフォトン
【 関連URL 】
http://www.e.ap.kyushu-u.ac.jp/ap/index-j.html
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