甲斐 昌一
岡部 弘高
日高 芳樹
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図1) |
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【 研究概要 】
近年、再生医療、医工学、福祉ロボットなどの発展とともに、幼児や高齢者に対する安全性や人間との調和という観点から、各種のイオン性ゲルや高分子などの柔軟性に富んだソフトマター・アクチュエータの開発が期待されています。その有力な候補の一つが液晶エラストマー(LCE)です。このLCEは、電界によって長さや弾性が変化し、収縮に際し体積の変化が少なく繰り返しに強くて耐久性が良いという特徴をもっており、この性質から電界駆動型のソフト・アクチュエータや人工筋肉として期待されています。我々は、構造の最適化やLCEへの低分子液晶の吸収・膨潤によって、外部刺激に敏感かつ多元的に応答する物質の創製を試みています。
【 関連キーワード 】
アクチュエータ
| 液晶材料
| 人工筋肉
【 関連URL 】
http://www.e.ap.kyushu-u.ac.jp/ap/index-j.html
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