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D -3He 核融合に関する研究 2010.08.25

中尾 安幸研究者情報
松浦 秀明研究者情報
図1)高速点火レーザー核融合概念に基づくD-3He核融合方式(九大方式)
【 研究概要 】  第一世代の核融合炉は、燃料として重水素Dと三重水素Tを使用するD-T炉が想定されるが、その次の世代の炉としてはDと3Heを燃料とするD-3He炉 が期待される。D-3He炉はD-T炉と比較して材料放射化をもたらす中性子の発生が少なく、高効率発電が期待できるなど、環境安全性や経済性に優れた特徴を持っている。しかし点火条件がD-T炉よりも数十倍厳しいのが難点である。我々は炉心プラズマ中で生じる様々な衝突・核反応過程やプラズマの運動論的 効果に着目し、これらを利用してプラズマの点火を容易にする方法を、磁気閉じ込め(トカマク等)及び慣性閉じ込め(レーザー利用)の両方式で追求している。図は、レーザーとD-T反応の力を利用してD-3He核融合を点火させようという、我々が提案している方式を示す。 【 関連キーワード 】 D-3He燃料 | D-T反応 | エネルギー変換効率 | 核融合 | 点火条件 | レーザー 【 関連URL 】  http://www.qpn.kyushu-u.ac.jp/lab7/

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