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図1) |
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【 研究概要 】
当研究室では、多様な燃料種供給時のSOFC発電特性に関する研究の一環として、燃料の主要構成成分依存性と並んで、微量成分による影響についても系統的 な比較検討を重ねてきました。作動温度1000 oCで電解質材料およびアノード電解質成分にZrO2-Y2O3(YSZ)またはZrO2-Sc2O3(SSZ)を用いた場合、電解質材料としてSSZを 用いると耐H2S被毒性が向上することが明らかになりました。現在、耐被毒長寿命SOFCの開発を目指して、硫黄化合物やハロゲン、シロキサンなどの微量 燃料不純物成分について、不純物濃度依存性や作動温度依存性、H2:CO比依存性、セル構成材料依存性、劣化メカニズムの解明、耐久性データベース構築などに関する研究に、NEDO技術開発機構の委託を受けて取り組んでいます。
【 関連キーワード 】
固体酸化物形燃料電池
| 固体電解質
| 電極触媒
| 燃料不純物
| 硫化水素
【 関連URL 】
http://www.mech.kyushu-u.ac.jp/~hup/
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