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色ストレス制御を利用した魚類種苗生産 2016.06.23

山口 明彦研究者情報
図1)
【 研究概要 】 【概要】 
環境色は脳内で情報処理され情感行動を生み出す。トラフグはストレス感受性の高い魚として知られる。トラフグの色ストレス機構を解析し、安定した健全な魚類の種苗生産技術を確立する。

<意義・必要性>
魚類は色覚が発達しており、様々な環境色を巧みに利用し生命活動を営んでいる。色は物理的には光波長であり、その情報は視物質を介し脳神経物質やホルモン情報に置き換えられる。トラフグは攻撃性の高い魚種であり、高密度飼育では噛み合い等により斃死が起こるため種苗管理には注意が必要である。照射色による脳内の遺伝子発現プロファイリングにより色ストレス指標物質を探索し、ストレスを低減させる種苗管理法を確立する。

<手法>
トラフグ受精卵・仔魚期からLEDを用いた色波長照射を行い飼育管理 ⇒ RNAseqによる脳内遺伝子の発現および各種ホルモン測定、行動観察等を行い、色ストレスの指標と健康度に関わる因子(指標物質)を探索 ⇒ストレス低減を誘導する最適な照射波長や照度条件を決定⇒ストレス耐性度の高い個体を選び種苗選抜育種も可能。

【シーズの優位性】
①トラフグはゲノムデータベースが一般公開され、光・色受容体遺伝子の種類や数も明らかになっており、色ストレス関連遺伝子の解明に有利。
②LED照射によるトラフグ仔稚魚の成長・行動・ホルモン等に関する基礎的な情報が蓄積。

【シーズの応用可能性】
→ 水産種苗(1):魚類共通の色ストレス指標物質を明らかにすることにより、環境光のさまざま魚類への影響(ストレス度)を測定可能。
→ 水産種苗(2):LED照射光を制御することにより魚類の健康度を高める環境色を決定し健全な飼育管理システムを構築。
→ 水産種苗(3):色の反応性を利用したストレスに強い個体の育種選抜
【 ファイルダウンロード 】   添付ファイル1
【 関連キーワード 】 LED | ストレス | ホルモン | 内分泌 | 水産種苗 【 関連URL 】  http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/lab/sui1/lmb.html

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